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図 3.3 平久里下地区調査孔位置図(千葉県安房土木事務所提供資料)

図 3.4 滝坂地区調査孔位置図(阿賀野川河川事務所提供資料)

(2)調査孔の概要

検層を実施したボーリング孔の状態例を図 3.5 に示す。平久里下地区の 24RBV-4 は既設孔であり、

VP40(全区間ストレーナ)が設置されている。

図 3.5 調査時のボーリング孔のイメージ図

③ 滝坂地区(BV-24-289(Bor.2))

地下水検層実施位置

地下水検層実施位置

地下水検層実施位置

ケーシング

裸孔(φ66mm)

試験区間

(裸孔 3m 以上)

地下水位 地表

② 平久里下地区(24RBV-5・24BV-4)

表 3.5 調査概要

調査位置 調査孔 削孔径 裸孔区間(GL-m) 地下水位(GL-m) 由比地区 SC-9 先行 86mm 51.0~58.0 47.7m 平久里下

地区

24RBV-5 66mm 6.0~10.0 1.38m 24RBV-4(既設) 66mm VP40(全区間ストレーナ) 0.8m 滝坂地区 BV-24-289(Bor.2) 86mm 45.0~49.0m 26.9m

各地区の試験実施区間付近のボーリングコアを以下に示す。

写真 3.1 試験実施区間のコア状況

(①富士砂防事務所/②千葉県安房土木事務所 提供資料)

3.4.2 地下水検層手法の概要

検討を行った地下水検層手法の概要は以下の通りである。

(1)食塩検層

食塩検層は、孔内水を食塩水の電解質で置き換え、流入してくる地下水による水比抵抗値の増大か ら地下水流動の鉛直的な分布状況の把握を目的とする。

単点式は、測定する電極部は1 つのものを使用し、電極を 25cm 間隔で上下させて測定を行う方法 で(図3.6)、固定式は電極が 25cm 間隔であらかじめ固定されたピックアップ部を孔内に挿入して、

地上部の測定器で電極を順次切り替えて測定する方法である。

計測は、固定式は自然水位法(一部地下水の汲み上げあり)、単点式は自然水位法と汲み上げ法で 行った。自然水位法は、孔内水位を変化させずに自然状態で電極部を上下させて測定する方法で、く み上げ法はベーラー等を用いて孔内水をくみ上げ、強制的に水位を変化させて測定を行う方法である

(図3.7)。

① 由比SC-9 先行ボーリング 深度 51.0~54.0m

②平久里下24RBV-5 深度 6.0~10.0m

電極 GL

WL

測定器

検層コード

ストレーナー塩ビパイプ

(φ40mm以上)

地下水流動層

0.0 2.0 4.0 6.0 8.0 10.0

比抵抗増大値(kΩ・cm)

10分後 20分後 30分後 60分後 120分後 180分後 地下水垂直検層比抵抗変化曲線図 検出器

図 3.6 食塩検層(自然水位法)の実施方法

図 3.7 食塩検層(汲み上げ法)の実施例

(2)微流速計

孔内微流速測定は、ボーリング孔内の鉛直方向の透水区間における地下水流動区間や流動方向の把 握を目的とする。自然水位の状態を計測したのち、水頭条件を変化させて測定を行う。水頭条件の変 化は一般的な注水で行い、注水による流動層検出の変化を把握する(図3.8)。

測定間隔(25cm)ごとの比