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地すべりに影響を及ぼす地下水の調査・観測 に関する共同研究

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Academic year: 2021

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共 同 研 究 報 告 書 整理番号第457号

地すべりに影響を及ぼす地下水の調査・観測 に関する共同研究

共同研究報告書

平成26年5月

独 立 行 政 法 人 土 木 研 究 所

応 用 地 質 株 式 会 社

株 式 会 社 オ サ シ ・ テ ク ノ ス

国 土 防 災 技 術 株 式 会 社

坂 田 電 機 株 式 会 社

(2)

Copyright © (2014) by P.W.R.I.

All rights reserved. No part of this book may be reproduced by any means, nor transmitted, nor translated into a machine language without the written permission of the Chief Executive of P.W.R.I.

この報告書は、独立行政法人土木研究所理事長の承認を得て刊行したもの である。したがって、本報告書の全部又は一部の転載、複製は、独立行政法 人土木研究所理事長の文書による承認を得ずしてこれを行ってはならない。

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共 同 研 究 報 告 書 整理番号第457号

地すべりに影響を及ぼす地下水の調査・観測 に関する共同研究

共同研究報告書

【要 旨】

本報告書は、土木研究所地すべりチームと民間企業4 社が、平成 22 年度から平成 25 年度に かけて実施した共同研究「地すべりに影響を及ぼす地下水の調査・観測に関する共同研究」に おける成果をとりまとめたものである。

本共同研究では、地下水調査・観測における現状の問題点や課題の分析を行い、その結果を ふまえて、地下水状況(帯水層や難透水層の分布)を的確に把握できる調査手法及びすべり面 付近の間隙水圧の観測が可能な観測手法を提案した。

キーワード:地すべり、地下水、間隙水圧、部分ストレーナ孔、地下水検層、試錐日報解析

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執筆者名簿

(独)土木研究所 土砂管理研究グループ 地すべりチーム 上席研究員 石井 靖雄**

元上席研究員 武士 俊也**

主任研究員 杉本 宏之**

交流研究員 中野 英樹 元交流研究員 宇都 忠和**

交流研究員 樽角 晃 元交流研究員 本間 宏樹***

交流研究員 柴崎 宜之**

応用地質株式会社 工務本部ジオテクニカルセンター 副センター長 北原 哲郎 工務本部ジオテクニカルセンター 専任職 千葉 伸一 エンジニアリング本部コンサルティング一部 専任リーダー 金井 哲男 工務本部ジオテクニカルセンター 主任 本間 宏樹 計測システム事業部製造部 副部長 中村 英俊 株式会社オサシ・テクノス 開発本部 本部長 古島 広明 東京本社営業課 田中 龍一 国土防災技術株式会社 技術本部 本部長 榎田 充哉 技術本部斜面防災部 部長 山崎 勉 技術本部技術部 グループ長 大野 亮一 坂田電機株式会社 計測工事部技術課 係長 才田 誠 計測工事部技術課 主任 藤田 裕之 新事業開発グループ 課長 後藤 知英

* 現 ブラジル連邦共和国都市省 、** 現 株式会社エイト日本技術開発 、*** 現 応用地質株式会社

所属は平成26 年 3 月末時点

(7)

目 次

1.はじめに 1

1.1 研究の背景と目的 1

1.2 実施体制 1

1.3 活動履歴 1

1.4 本報告書の構成 4

2.地下水調査・観測の実態と課題 5

2.1 アンケート調査 5

2.2 地下水調査の実態と課題 43

3.ボーリング孔における地下水把握手法 50

3.1 水理地質調査の必要性 50

3.2 連続ステップ孔内試験による水理地質調査 50

3.3 連続ステップ孔内試験の適用性 54

3.4 地下水検層手法の適用性 55

4.すべり面付近の間隙水圧の調査手法 73

4.1 部分ストレーナ孔の設置 73

4.2 塩ビ管ねじ部引張り試験 81

4.3 記録の様式化・施設台帳化 86

5.地下水位の変動特性の評価 91

5.1 検討方法 91

5.2 解析結果 92

5.3 まとめ 92

6.地下水調査・観測の標準化 93

6.1 共同研究における成果のまとめ 93

6.2 「部分ストレーナ孔による間隙水圧観測の手引き(案)」の作成 94

巻末資料1 部分ストレーナ孔による間隙水圧観測の手引き(案) 巻末 1-1 巻末資料2 アンケート調査結果 巻末 2-1

(8)

1.はじめに

1.1 研究の背景と目的

地すべりの機構解析や斜面安定解析を実施するためには、すべり面の間隙水圧の把握が必要であ る。特に、難透水層によって隔てられた複数の帯水層が地すべり地に存在する場合には、すべり面 付近の帯水層の間隙水圧を観測する必要があるが、多くの現場では全区間ストレーナ孔(全孔スト レーナともいう)が採用されている。このような場合、全区間ストレーナ孔では他の帯水層への逸 水や複数帯水層の水位の合成により、すべり面の間隙水圧を正しく観測できないケースが多いとみ られる。これらの課題を解決するために、埋設型間隙水圧計やすべり面付近のみストレーナ加工し た部分ストレーナ孔による観測が提案されているが、これらの手法は普及には至っていない。

そこで本共同研究では、まず、地下水調査・観測における現状の問題点や課題の分析を行い、そ の結果をふまえて、地下水状況(帯水層や難透水層の分布)を的確に把握できる調査手法及びすべ り面付近の間隙水圧の観測が可能な観測手法を提案することを目的とする。

1.2 実施体制

本共同研究は地すべり地における地下水の調査・観測手法に関する研究であり、地すべり地にお ける地下水調査及び観測に関する専門的な技術、経験及び知識が必要であることから、コンサルタ ント会社、計測器メーカを参画企業として公募した。その結果、表1.1 に示すとおりコンサルタン ト会社から2 社、計測器メーカから 2 社、計 4 社が参画し共同研究を実施した。

表 1.1 参画企業

コンサルタント会社 計測器メーカ

応用地質株式会社 国土防災技術株式会社

株式会社オサシ・テクノス 坂田電機株式会社

1.3 活動履歴

本共同研究は、平成22 年 12 月から平成 26 年 3 月までの 3 年 4 か月間実施した。本共同研究の 実施工程を表1.2 に、また活動履歴を表 1.3 に示す。

(9)

2

研究の分担

研 究 項 目 研 究 細 目

研 究 分 担 年 次 計 画 土研 共同

研究者 22年

23年度 24年度 25年度

①地下水調査・

観測の実態調査

①-1. 事例調査

①-2. 実態把握・課題分 析

②ボーリング 孔による地下 水把握手法の 検討

②-1. 地下水把握手法の整

②-2. 室内・現場試験

②-3. 手法の適用性検討

②-4. 地下水把握手法の検

③すべり面に 作用する間隙 水圧の調査手 法の検討

③-1. 間隙水圧測定手法の 整理

③-2. 室内・現場試験

③-3. 手法の適用性検討

③-4. 適 切な地下水観測 孔 の設置方法の 検討

④安定解析に 用いる地下水 位の検討

④-1. 安定解析に用いる 地 下水位の判定

④-2. 地下水排除工の効 果 評価手法の検 討

⑤地下水調査・

観測の標準化

⑤-1. 地下水調査・観測 手 法の提案

⑤-2. マニュアル作成

表 1.2 実施工程表

写真 1.2 現地比較試験状況 写真 1.1 打ち合わせ状況

(10)

本共同研究において実施した会議、現地調査等の活動の概要は以下のとおりである。

表 1.3 共同研究の活動概要

年月日 種別 場所 内容

H23.6.20 第1 回会議 土木研究所 研究計画の確認

H23.7.25 第2 回会議 土木研究所 地下水調査・観測の課題整理

H23.9.27 第3 回会議 土木研究所

地下水調査に関するアンケート

(以下、アンケート)実施につい ての検討

H23.10.11

~H23.10.12 現地調査 (1) 滝坂地すべり

(福島県)

連続ステップ孔内試験実施状況 の視察

H23.12.12 第4 回会議 土木研究所 地下水調査・観測の課題整理 H24.1.31 第5 回会議 土木研究所 地下水調査・観測の課題整理 H24.4.23 第6 回会議 土木研究所 アンケート結果の報告 H24.5.21 第7 回会議 土木研究所 アンケート結果の分析

H24.7.4 第8 回会議 土木研究所 地下水調査・観測の課題の解決の 方向性検討

H24.9.3

~H24.9.4 現地調査 (2) 由比地すべり

(静岡県) 地下水検層比較調査

H24.9.24 第9 回会議 土木研究所

現地調査結果報告、

地下水調査・観測の課題の解決の 方向性検討

H24.11.12 第10 回会議 土木研究所

部分ストレーナ孔による間隙水 圧観測の手引き(案)(以下、手 引き)の作成検討

H25.2.5 現地調査 (3) 平久里下地すべり

(千葉県) 地下水検層比較調査 H25.2.12 第11 回会議 土木研究所 現地調査結果報告

H25.4.15 第12 回会議 土木研究所 地下水調査・観測手法の検討 H25.5.27 第13 回会議 土木研究所 地下水調査・観測手法の検討 H25.6.24 第14 回会議 土木研究所 地下水調査・観測手法の検討

H25.8.7

~H25.8.8 現地調査 (4) 滝坂地すべり

(福島県) 地下水検層比較調査 H25.9.3 第15 回会議 土木研究所 現地調査結果報告、

手引きの作成検討 H25.10.21 第16 回会議 土木研究所 手引きの作成検討

H26.1.24 第17 回会議 土木研究所 手引き、共同研究報告書の作成 H26.3.3 第18 回会議 土木研究所 手引き、共同研究報告書の作成

(11)

4

なお、本共同研究にて得られた知見等を含めて以下の論文・学会発表を行った。

表 1.4 関連する学会発表

年月日 学会、発表会 場所 発表内容

H23.8.30

~H23.9.2

第50 回日本地すべり

学会研究発表会 静岡県 「地すべり地における地下水観測の課 題と改善について」

H24.5.23

~H24.5.25

平成24 年度

砂防学会研究発表会 高知県

「善徳地すべりにおける高密度ステッ プ孔内試験結果と地下水観測結果との 比較について」

H24.11 月 日本地すべり学会誌

第49 巻第 6 号 -

「善徳地すべりにおける高密度ステッ プ孔内試験結果と地下水観測結果との 比較について」

H24.8.29

~H24.8.31

第51 回日本地すべり

学会研究発表会 北海道

「滝坂地すべりにおける高密度ステッ プ孔内試験による地下水状況把握」

「アンケート分析による地すべり地の 地下水調査の現状と課題」

H25.5.29

~H25.5.31

平成25 年度

砂防学会研究発表会 静岡県 「地すべり地における地下水観測の課 題と解決の方向性」

H25.8.28

~H25.9.1

第52 回日本地すべり

学会研究発表会 島根県 「部分ストレーナ観測孔によって計測 された地下水位の変動特性の評価」

1.4 本報告書の構成

本共同研究では、はじめに地下水調査・観測の実態把握・課題分析をアンケート調査によって実 施した(2 章)。実態把握と課題分析の結果、適切に間隙水圧を調査するための手法の普及を図るこ とが最重要課題であると考えられたため、ボーリング孔における地下水把握手法(3 章)及びすべ り面付近の間隙水圧の調査手法(4 章)について重点的に検討を行い、連続ステップ孔内試験によ る地下水調査及び部分ストレーナ孔によるすべり面付近の間隙水圧の観測を提案した。また、部分 ストレーナ孔と全区間ストレーナ孔の観測水位の比較をおこない、安定解析や地下水排除工の効果 評価に用いる地下水データについて検討した(5 章)。これらの調査によって明らかとなった知見を とりまとめ、「部分ストレーナ孔による間隙水圧観測の手引き(案)」を最終的にとりまとめた(6 章)。

(12)

2. 地下水調査・観測の実態と課題 2.1 アンケート調査

本共同研究では、地下水状況を的確に把握できる調査手法及びすべり面付近の間隙水圧の観測が可 能な観測手法を提案することを目的としている。そのためには、まず、地下水調査・観測における現 状の問題点や課題の分析を行うことが重要である。そこで、地すべり地における地下水調査・観測の 現状を把握するとともに、適切な間隙水圧(地下水位)の計測を行う上での課題を抽出するためのア ンケート調査を行った。アンケートの対象は、地すべり対策の経験を有する都道府県の地すべり対策 事業の担当者、地すべり調査・解析の経験を有する民間企業の技術者を対象とし、都道府県は各都道 府県における基準や標準的な仕様を確認する位置づけ、民間企業は地下水調査における技術者個人の 経験やノウハウを把握する位置づけとした。

2.1.1 調査方法

アンケートの項目は、都道府県では自治体独自のマニュアルの有無や準拠する基準書に関するもの、

試錐日報や地下水検層などの地下水把握手法に関するもの、および変位観測との併用の有無やストレ ーナの構造など地下水観測孔設置に関するものである。民間企業では、過去 10 年以内で地下水調査 を行った代表的な業務をイメージしながら試錐日報解析や地下水検層および物理探査の工夫や課題な どの地下水把握手法に関するもの、地下水観測孔設置における使用材料や工夫・課題に関するもの、

計測器を使用した間隙水圧調査における課題やトラブル対処事例などの項目とした。

アンケートの方法は、都道府県の砂防関係課に依頼し、民間企業は社団法人全国地質調査業協会連 合会と社団法人斜面防災対策技術協会を通じて地すべり対策の経験を有する会員各社に依頼した。民 間企業については、できるだけ多くの情報を得るため、支社・支店等へも声掛けしてもらうようにし た。また、アンケートは選択式と自由記入式のアンケート票への記入・回収をする方式とした。

アンケート実施時の依頼文書やアンケート票を図2.1~2.11 に示す。

(13)

平成24 年 2 月 16 日

各都道府県砂防関係課長 殿

独立行政法人土木研究所

土砂管理研究グループ上席研究員 武士俊也

地すべり対策における地下水調査に関するアンケート調査について(依頼)

日頃より土木研究所の研究業務に対しましてご理解とご協力を賜っておりますことを厚く御礼申し上 げます。

現在、土木研究所地すべりチームでは、地すべり解析や対策工設計に用いるための間隙水圧(地下水 位)の適切な計測方法の標準化を目的として「地すべり斜面の地下水位観測手法の標準化に関する研究」

を行っているところです。なかでも現場における計測方法については、民間会社に多くのノウハウが蓄 積されていることに鑑み、計測方法の検討あたっては土木研究所と民間 4 社の公募型共同研究「地すべ りに影響を及ぼす地下水の調査・観測に関する共同研究」*によって進めることとしています。

これらの検討に当たっては地下水調査の現状について把握する必要があることから、地すべり対策の 経験を有する都道府県を対象として、現状把握のためのアンケート調査を実施させていただくこととし ました。つきましては、別添アンケート票へ記入していただき、下記返送先へお送りくださいますよう お願いいたします。御多忙の時期に大変恐縮ですが、ご協力を賜りますよう何卒宜しくお願い申し上げ ます。

*共同研究「地すべりに影響を及ぼす地下水の調査・観測に関する共同研究」

共同研究参加機関:独立行政法人土木研究所、応用地質株式会社、株式会社オサシテクノス、

国土防災技術株式会社、坂田電機株式会社

1.アンケート回答方法:別添アンケート電子ファイル(エクセル形式)に回答を記入の上、下記 のアンケート回答専用メールアドレスに返送してください。

2.アンケート送付先

アンケート回答専用メールアドレス:xxxxxxxxxxxxxxxx

3.回答期限:平成24 年 3 月 23 日(金)

4.問い合わせ先

土木研究所土砂管理研究グループ地すべりチーム 主任研究員 杉本宏之 電話:xxxxxxxxxxx FAX:xxxxxxxxxxx 電子メール:xxxxxxxxxxxxx

図 2.1 アンケートの依頼文(都道府県)

(14)

◆趣 旨

 日頃より土木研究所の研究にご理解とご協力を賜っておりますことを厚く御礼申し上げます。

 さて、現在私たちは「地すべり斜面の地下水位観測手法の標準化に関する研究」と称する研究課題 を進めています。この中では、土木研究所と民間4社(応用地質株式会社、株式会社オサシテクノス、

国土防災技術株式会社、坂田電機株式会社)の共同研究により、課題の分析・整理を実施している ところです。

 そこで、地すべりの地下水観測に携わっておられる都道府県を対象として、アンケート調査を実施さ せていただくこととしました。

 ご多用の折の勝手なお願いで誠に恐れ入りますが、ご協力を賜りますよう何卒宜しくお願い申し上げ ます。

アンケートのご回答について

1.下記がアンケートの調査票となっております。メールでの回答をお願いします。

2.ご回答いただき、3月23日までに、下記のメールアドレスにご返送下さい。

   アンケート回答専用メールアドレス:xxxxxxxxxxxxx

◆アンケート調査票担当者連絡先

地すべり対策における地下水調査に関するアンケート調査

役職名 氏 名 電 話 メールアドレス

都道府県名 所属名

図 2.2 アンケート票1(都道府県)

(15)

【1.地すべり調査全般に関するアンケート】

※選択肢の中から選んで回答欄に選択した記号とその他の記述、書ける範囲でお書き 下さい(複数選択可)。

選択肢 回答欄(選択or記述)

1.1

自治体独自に策定した地すべり調査に関 する指針・マニュアルや手引きはあります か?

① あり

 (発行年月:      発行部署:       )

② なし

1.2

地すべり調査の特記仕様書に明示してい る基準書や参考図書類はありますか?

a.河川砂防技術基準(案)同解説 1997年10月建設 省河川局

b.地すべり防止技術指針及び同解説 2008年4月 国土交通省砂防部・独立行政法人土木研究所

c.道路土工-切土工・斜面安定工指針(平成21年 度版)2009年6月社団法人日本道路協会

d.いつでも,どこでもすぐに役に立つ地すべり観測便 覧 1996年10月 社団法人地すべり対策技術協会

e.ボーリングポケットブック(第4版)2003年8月 全 国地質調査業協会連合

f.その他(       )

【2.地下水把握手法に関するアンケート】

※選択肢の中から選んで回答欄に選択した記号とその他の記述、書ける範囲でお書き 下さい(複数選択可)。

選択肢 回答欄(選択or記述)

2.1 試錐日報の提出を義務付けていますか

① 義務付けている(成果品の一部として)

② 報告書に試錐日報解析の記載があれば、

 試錐日報自体の提出は必要ない

③ 特に定めはない

④ その他(       )

2.2

地すべり地において地下水位観測孔を設 置する際、地下水検層などの帯水層調査 を実施していますか

① 標準仕様として必ず実施

② 必要に応じて実施

③ 特に定めはない

④ その他(      )

2.3 2.2で地下水検層を行う場合の手法につい て教えてください

① 自然水位のみ実施

② 孔内水汲み上げを併用して実施

③ ステップ検層を実施※1

④ 実施業者にまかせる

⑤ その他(      )

2.4

過去5年の業務を対象にして、すべり面付 近の間隙水圧測定のための間隙水圧計

(または部分ストレーナー+水位計)を設 置した事例はありますか

① 設置事例あり

② 設置事例なし

③ その他(       )

2.5 2.4で「事例あり」の場合、どのような判断 基準で設置を指示しますか

① マニュアル等の規定がある

② 状況判断して発注者からの指示

③ 受注業者からの提案

④ その他(       )

2.6 2.4で「事例なし」の場合の理由を教えて下

さい。 自由記入

2.7

地下水位観測孔の構造を検討する際に、

どのような地下水把握手法を用いています

① 試錐作業日報

② 地下水検層

③ 実施業者に任せる

④ その他(      ) 質問

質問

※ 1 .1 の自治体独自で策定している指針類、 および標準的な特記仕様書を参考までご提供く ださい。

※1 ステップ検層:ボーリング掘削の1工程(1~2m程度)毎に実施する地下水検層

図 2.3 アンケート票2(都道府県)

(16)

【3.地下水観測孔設置に関するアンケート】

※選択肢の中から選んで回答欄に選択した記号とその他の記述、書ける範囲でお書き下さい(

複数選択可

)。

選択肢 回答欄(選択or記述)

3.1

地下水位観測孔と変位観測孔(パイプひ ずみ計や孔内傾斜計)を併設する際、標準 的な発注仕様を教えてください

① それぞれ専用の観測孔として設置

② 併用孔として1孔にまとめて設置

③ その他(       )

3.2

右に示す地下水位観測孔の構造について 用いられる頻度を教えてください(①~③ についてa~eからお答えください)

① すべり面を貫いてオールストレーナー

② すべり面以浅をオールストレーナー

③ 部分ストレーナー   a. ほぼ全て   b. 7~8割程度   c. 半分程度   d. 2~3割程度   c. ほとんどない

①(     )

②(     )

③(     )

3.3 3.2に示したもの以外の構造があればお教

えください(できれば理由も) 自由記入

3.4

地下水位観測孔を設置する際のボーリン グ削孔径を教えてください(①~②につい てa~eからお答えください)

① 66mm

② 86mm   a. ほぼ全て   b. 7~8割程度   c. 半分程度   d. 2~3割程度   c. ほとんどない

①(     )

②(     )

3.5 3.4に示したもの以外であればその削孔径

をお教えください(できれば理由も) 自由記入

3.6 標準的な保孔管の種類を教えてください

① VP40塩ビ管

② VP50塩ビ管

③ その他(       )

3.7

標準的なストレーナーの開口率・配置など について定めていればお教えください(不 明な部分については記載しなくても構いま せん)

※開口率は「4開口率」シートを参考

a.ストレーナーの径

b.千鳥の間隔や方向(四方など) c.開口率

a.ストレーナーの径(   mm) b.千鳥(   cm  方千鳥) c.開口率(約   %)

※ その他自由記載

3.8 透水区間の間詰材について指定のものが あれば教えてください

① 洗い砂

② 珪砂

③ 豆砂利

④ 指定なし

⑤ その他(      )

3.9

地表水・表層地下水位の進入防止手法や 孔口保護の方法について定めがあれば教 えてください

① 仕様書・マニュアルなどで規定

② 特に定めなし

③ その他(      )

質問

(17)

平成 24 年 2 月●日

社団法人全国地質調査業協会連合会 会員 各位

独立行政法人土木研究所

土砂管理研究グループ上席研究員 武士俊也

地すべり対策における地下水調査に関するアンケート調査について(依頼)

日頃より土木研究所の研究業務に対しましてご理解とご協力を賜っておりますことを厚く御礼申し上 げます。

現在、土木研究所地すべりチームでは、地すべり解析や対策工設計に用いるための間隙水圧(地下水 位)の適切な計測方法の標準化を目的として「地すべり斜面の地下水位観測手法の標準化に関する研究」

を行っているところです。なかでも現場における計測方法については、民間会社に多くのノウハウが蓄 積されていることに鑑み、計測方法の検討あたっては土木研究所と民間 4 社の公募型共同研究「地すべ りに影響を及ぼす地下水の調査・観測に関する共同研究」 *によって進めることとしています。

これらの検討に当たっては地下水調査の現状について把握する必要があることから、地すべり対策の経 験を有する社団法人全国地質調査業協会連合会の会員各社様を対象として、現状把握のためのアンケー ト調査を実施させていただくこととしました。つきましては、別添アンケート票へ記入していただき、

下記返送先へお送りくださいますようお願いいたします。なお、本アンケートは社団法人斜面防災対策 技術協会の会員各位にもお願いしており、重複してご依頼差し上げている場合には、どちらかにご回答 ください。御多忙の時期に大変恐縮ですが、ご協力を賜りますよう何卒宜しくお願い申し上げます。

*共同研究「地すべりに影響を及ぼす地下水の調査・観測に関する共同研究」

共同研究参加機関:独立行政法人土木研究所、応用地質株式会社、株式会社オサシテクノス、

国土防災技術株式会社、坂田電機株式会社

1.アンケート回答方法:

土木研究所地すべりチームサイトからアンケート電子ファイル(エクセル形式、右のアドレス からダウンロード可能:xxxxxxxxxxxxxx)をダウンロードし、回答を記入の上、下記のアン ケート回答専用メールアドレスに返送してください。

2.アンケート送付先

アンケート回答専用メールアドレス: xxxxxxxxxxxxxxxx

3.回答期限:平成 24 年 3 月 23 日(金)

4.問い合わせ先

(アンケートの実施目的等について)

土木研究所土砂管理研究グループ地すべりチーム 杉本、本間、宇都

電話:xxxxxxxxxx FAX: xxxxxxxxxx 電子メール:xxxxxxxxxxxxxxxxx (アンケートの内容・回答方法について)

応用地質株式会社エンジニアリング本部コンサルティング二部 北原哲郎・千葉伸一 電話: xxxxxxxxxxx FAX:xxxxxxxxxx 電子メール:xxxxxxxxxxxxxxxx

図 2.5 アンケート依頼文(民間企業)

(18)

◆趣 旨

 日頃より土木研究所の研究にご理解とご協力を賜っておりますことを厚く御礼申し上げます。

 さて、現在私たちは「地すべり斜面の地下水位観測手法の標準化に関する研究」と称する研究課題 を進めています。この中では、土木研究所と民間4社(応用地質株式会社、株式会社オサシテクノス、

国土防災技術株式会社、坂田電機株式会社)の共同研究により、課題の分析・整理を実施している ところです。

 そこで、地すべりの地下水観測に携わっておられる民間の方々を対象として、アンケート調査を実施さ せていただくこととしました。

 アンケートの実施にあたりましては、貴協会を通じて会員各社の皆様にアンケート調査にご協力を頂き

 ご多用の折の勝手なお願いで誠に恐れ入りますが、ご協力を賜りますよう何卒宜しくお願い申し上げ ます。なお、できるだけ多くの情報を得たいと考えており、支社・支店等へもお声掛けをいただければ

アンケートのご回答について

1.下記がアンケートの調査票となっております。メールでの回答をお願いします。

2.ご回答いただき、3月23日までに、下記の担当者宛にご返送下さい。

<内容に関するお問い合わせ>

<アンケートの返送先>

◆アンケート調査票記入担当者(できれば氏名、連絡先のご記入をお願い致します)

◆アンケート回答時にイメージした事業(発注機関)

質問2 回答欄(選択or記述) h.地すべり対策事業 i.道路事業  j.ダム

貯水池地すべり k.その他(  )

◆対象者

 本アンケート調査は、地すべり調査・解析の経験を有する方を対象とします。

 過去10年以内で地下水調査を行った代表的な業務をイメージしてご回答下さい。

 回答可能な部分だけ記載して頂いて結構です。

会社名・所属・氏名 経験年数

       国土防災技術株式会社 山崎宛

  e-mail: xxxxxxxxxxxxxxx TEL: xxxxxxxxxxx

(独)土木研究所 地すべりチーム 杉本、本間、宇都宛   e-mail:xxxxxxxxxxxxxxx TEL: xxxxxxxxxxx

地すべり対策における地下水調査に関するアンケート調査

たいと考えております。

幸いです。

連絡先(電話 or メールアドレス)

質問1

a.国土交通省 b.農林水産省(農地) c.林野 庁 d.地方自治体事業 e.NEXCO f.水資源機 構  g.その他(    )

差し支え慣れければ発注機関や現場名をご記入ください(複数可)

(19)

土木研究所:地すべりに影響を及ぼす地下水の調査・観測に関する共同研究

【1.地下水把握手法に関するアンケート】

1.1試錐日報解析

※選択肢の中から選んで回答欄に選択した記号とその他の記述を書ける範囲でお書きください(複数回答可)。

選択肢 回答欄(選択or記述)

0.全般

0.1

地すべり地内における地下水 の賦存状況を把握するために 有効と考えている調査種は何 ですか?(複数回答可)

a.試錐日報解析、b.食塩検層

(地下水検層)、c.温度検層、d.

微流速計、e.簡易揚水試験、f.

電気探査、g.トレーサ試験、h.そ の他(具体的に)

0.2 0.1の回答の中で最も有効と考 えている調査種は何ですか?

a.試錐日報解析、b.食塩検層

(地下水検層)、c.温度検層、d.

微流速計、e.簡易揚水試験、f.

電気探査、g.トレーサ試験、h.そ の他(具体的に)

0.3 0.2の回答の理由を教えてくだ

さい。 自由記入

1.1 試錐日報解析 1.1.1

試錐日報解析を地すべり地の 地下水把握のために利用して いますか?

a.利用している b.利用していない

1.1.2

試錐日報の記載や掘削前後の 地下水位観測などで工夫して いる点はありますか?

自由記入

1.1.3試錐日報の記載及び解析にお

ける課題はありますか? 自由記入

1.1.4

試錐日報解析結果によって把 握している地下水情報の種類 は?

a.有圧地下水帯(湧水)位置、

b.地層の透水(漏水)性、c.地層 毎の地下水位、d.その他(具体 的に)

1.1.5

過去に実施した試錐日報解析 の中で,良い解析ができた事 例や解析が難しい事例があり ましたら,以下の資料を提出願 います。

①試錐日報解析結果

②当該孔のコア写真及び地質 柱状図

質問

ここでの地下水把握とは、「適正な地下水観測孔の設置や地下水排除工の配置を検討するために地すべり地内の地下水の賦存 状況に関する情報を入手する」こと

図 2.7 アンケート票2(民間企業)

(20)

土木研究所:地すべりに影響を及ぼす地下水の調査・観測に関する共同研究

【1.地下水把握手法に関するアンケート】

1.2地下水検層

※選択肢の中から選んで回答欄に選択した記号とその他の記述を書ける範囲でお書きください(複数回答可)。

選択肢 回答欄(選択or記述)

1.2 地下水検層

1.2.1

地すべり地の地下水把握のた めに利用している検層の種類 は?(複数回答可)

a.食塩検層(地下水検層)、b.

温度検層、c.微流速計、d.簡易 透水試験、e.その他(具体的に)

1.2.2

1.2.1の回答の中でよく利用して いる検層の種類は?(複数回 答可)

a.食塩検層(地下水検層)、b.

温度検層、c.微流速計、d.簡易 透水試験、e.その他(具体的に)

1.2.31.2.2の理由を教えてください。 自由記入

1.2.4

地すべり地の地下水帯の位置 などの地下水状況を把握する ためにどの手法が有効だと考 えていますか?(複数回答可)

a.食塩検層(地下水検層)、b.

温度検層、c.微流速計、d.簡易 透水試験、e.その他(具体的に)

1.2.51.2.4の理由を教えてください。 自由記入

1.2.6

よく利用している検層において ステップ検層(ボーリング掘進 に合わせた日毎検層)を実施し ていますか?

a.実施している(利用している検 層の種類)

b.実施していない。

1.2.7

よく利用している検層において 孔内水汲み上げを併用した検 層を実施していますか?

a.実施している(利用している検 層の種類)

b.実施していない。

1.2.8

よく利用している検層の実施に おいて良い結果を得るために 工夫している点はありますか?

自由記入

1.2.9

よく利用している検層の実施及 び解析における課題はあります か?

自由記入

1.2.10

過去に実施した地下水検層の 中で,良い解析ができた事例 や解析が難しい事例がありまし たら,以下の資料を提出願いま す。

①地下水検層結果のグラフ

②当該孔のコア写真及び地質 柱状図

質問

ここでの地下水把握とは、「適正な地下水観測孔の設置や地下水排除工の配置を検討するために地すべり地内の地下水の賦存 状況に関する情報を入手する」こと

(21)

土木研究所:地すべりに影響を及ぼす地下水の調査・観測に関する共同研究

【1.地下水把握手法に関するアンケート】

1.3電気探査・物理探査

※選択肢の中から選んで回答欄に選択した記号とその他の記述を書ける範囲でお書きください(複数回答可)。

選択肢 回答欄(選択or記述)

1.3 電気探査・物理探査

1.3.1

地すべり地の地下水把握のた めに電気探査や物理探査を利 用したことはありますか?

a.ある(探査種)

b.ない

1.3.2

地下水把握を目的とした電気 探査又は物理探査の解析にお ける課題はありますか?

a.ある(具体的に)

b.ない

1.3.3

地下水把握を目的とした電気 探査又は物理探査の解析で工 夫していることがあれば教えて ください。

自由記入

1.3.4

過去に実施した地下水把握を 目的とした電気探査又は物理 探査の中で,良い解析ができ た事例や解析が難しい事例が ありましたら,以下の資料を提 出願います。

①探査結果の解析断面図

②当該断面の地質断面図

③当該断面上の観測孔のコア 写真及び地質柱状図

質問

ここでの地下水把握とは、「適正な地下水観測孔の設置や地下水排除工の配置を検討するために地すべり地内の地下 水の賦存状況に関する情報を入手する」こと

図 2.9 アンケート票4(民間企業)

(22)

【2.地下水観測孔設置に関するアンケート】

※選択肢の中から選んで回答欄に選択した記号とその他の記述、書ける範囲でお書き下さい(複数選択可)

選択肢 回答欄(選択or記述)

2.1 設置することが多い地下水位観測孔の構 造を教えてください

a.すべり面を貫いてオールストレー ナー b.すべり面以浅をオールスト レーナー c.部分ストレーナー d.複数 の帯水層対象の観測孔 e.その他(

) 2.2

地下水位観測孔に使用する塩ビ管の種類 やストレーナー構造について、特記仕様書 等で指定されていますか

a.ほぼ指定 b.概ね指定 c.あまり指 定されない d.ほぼ指定されない

2.3

2.1で指定された以外の材料やストレー ナー構造を提案した経験がある方は、そ の種類・構造や理由をご記入ください

自由記入

2.4 塩ビ管を使用した場合、接続方法を教えて ください

a.ねじ切り b.ソケット c.印籠継ぎ手 d.その他(  )

2.5 使用している止水材の種類と選定した理 由をご記入ください

a.モルタル b.ベントナイト c.ベントナイ トペレット d.ナイスシール e.昆布 f.

パッカー g.棕櫚(しゅろ)  hその他(

) +自由記入

2.6 使用しているフィルター材の種類と選定し た理由をご記入ください

a.防虫網 b.伸縮フィルター c.さらし d.その他(  ) +自由記入

2.7 使用している間詰材(透水区間)の種類と 選定した理由をご記入ください

a.洗い砂 b.珪砂 c.豆砂利 d.その 他(   ) +自由記入

2.8 止水材や間詰材の充填方法をご記入くだ

さい 自由記入

2.9 地表水・表層地下水位の進入防止手法や 孔口保護の方法をご記入ください 自由記入

2.10

複数の帯水層が確認され多層観測したこ とがある場合は、選定した経緯や観測孔 の設置方法をご記入ください。可能なら4_

資料シートに構造図を添付ください

自由記入

2.11

地下水位観測孔の設置方法や使用材料 について、地質・地下水条件により使い分 けている事例がありましたらご記入くださ い

自由記入

2.12

地下水位観測孔が深い場合、工夫してい る事例がありましたら教えてください。ま た、その深度もご記入ください

自由記入

2.13

部分ストレーナの地下水位観測孔を設置 して、帯水層を外す・水位が変動しない・

水位が無い、などの失敗談がありましたら お聞かせ下さい

自由記入

2.14

水位観測孔設置において、施工性や設計 に寄与するという観点から、今後変更すべ き点などがありましたらご意見ください

自由記入 質問

(23)

【3.間隙水圧調査(部分ストレーナー+水位計含む)に関するアンケート】

※選択肢の中から選んで回答欄に選択した記号とその他の記述、書ける範囲でお書き下さい(複数選択可)

選択肢 回答欄(選択or記述)

3.1

地すべり調査で水圧式水位計を 使用して、苦労・失敗した事例を お答えください。

自由記入(例:水位が上がらなかった、水位 が変動しなかった、レンジオーバーで測定 不能、サージ・動物により計器が故障、温 度変化の影響を受けた、観測孔の変形によ り水位計が抜けなくなった  など)

3.2 3.1の理由をお聞かせください。

自由記入(観測孔の構造が不適切、ベント チューブに浸水、ケーブルに保孔管を被せ ていなかった、予想以上に水位が上昇 な ど)

3.3 3.3の対処方法をお答えくださ い。

自由記入(水位計を交換、修理、水位観測 を終了 など)

3.4

地すべり調査で埋設型間隙水圧 計を使用したことがある方は、設 置状況や使用した理由をお答え ください。

自由記入

3.5

間隙水圧調査について、今後改 善すべき点があると思います か?

自由記入(例:ほとんどが全ストレーナで実 施されており、比較できなくなる、設置・測 定に手間がかかる割に評価されない  な ど)

質問

地すべり対策における地下水調査につ いて、ご自由にご意見を述べてください

本アンケートは、地すべり対策における地下水調査に関する貴重な意見にさせて頂きます。ご協力ありがとうございました。

図 2.11 アンケート票6(民間企業)

(24)

1.1.自治体独自に策定した地すべり調査に関する指針・マニュアルや手引きはありますか?

1.2.地すべり調査の特記仕様書に明示している基準書や参考図書類はありますか?

0% 20% 40% 60% 80% 100%

あり

なし

【回答数:41】

◆自由回答

0% 10% 20% 30% 40% 50%

a. 河川砂防技術基準(案)     同解説 b. 地すべり防止技術指針    

及び同解説 c. 道路土工             

切土工・斜面安定工指針 d. いつでも,どこでもすぐに役に

立つ 地すべり観測便覧 e. ボーリングポケットブック    

(第4版)  

f '. その他           

(別基準等の場合の回答数)

f ''. その他      

(「なし、特になし」の回答数) 複数回答あり

【回答数:57】

◆自由回答

・基本的に特記仕様書に明示することは少 ないがa、b、dに準拠している。(独自に策 定した指針は昭和55年と古いことから参考 に留めている。)

【「f'.その他」の自由回答】

・全国地すべりがけ崩れ対策協議会が定 めている地すべり調査標準仕様書

・自治体独自の地質・土質調査共通仕様 書、地すべり防止工事設計施行指針など

・災害復旧事業における地すべり対策の手 引き 2006年5月(社)全国防災協会

2.1.3 調査結果

1)都道府県アンケート結果

都道府県からの回答数は、41 であった。

都道府県を対象としたアンケート結果をグラフ化した結果を図2.12~2.18 に示す。集計時のデータ や一覧表は巻末資料に示す。なお、グラフ中に表現されない自由回答は、同様の意見が複数寄せられ たものや特筆すべき内容について、本文中に記載し、その他の意見については、巻末資料に取りまと めた。

図 2.13 特記仕様書に示している基準書など 図 2.12 自治体独自に策定した指針等の有無

(25)

図 2.17 間隙水圧計(部分ストレーナ孔)の設置事例 図 2.14 試錐日報提出の義務

図 2.15 帯水層調査の実施

図 2.16 地下水検層実施の手法

【2.地下水把握手法に関するアンケート】

2.1.試錐日報の提出を義務付けていますか?

2.2.地すべり地において地下水位観測孔を設置する際、地下水検層などの帯水層調査を実施していますか?

2.3.「2.2」で地下水検層を行う場合の手法について教えてください。

※1:ステップ検層:ボーリング掘削の1工程(1~2m程度)毎に実施する地下水検層

2.4.過去5年の業務を対象にして、すべり面付近の間隙水圧測定のための間隙水圧計(または部分ストレーナー+水位計)

  を設置した事例はありますか。

0% 20% 40% 60% 80% 100%

①義務付けている。

(成果品の一部として)

③特に定めはない。

④その他 複数回答あり

【回答数:42】

◆自由回答

【④の自由回答】

・特に定めていないが、成果品として提出。

・ボーリングを行った際には、報告書に柱状図 とコアの写真、考察が入る為、試錐日報自体の 提出は特に定めていない。

・義務付けていないが,地下水位を把握を目的 としている場合は、提出を求めて いる。基本的 に受託者は指示がなくても提出している。

・地質・土質調査共通仕様書 第204条4

0% 20% 40% 60% 80% 100%

①標準仕様として必ず実施

②必要に応じて実施

③特に定めはない

④その他

【回答数:41】

◆自由回答

0% 20% 40% 60% 80% 100%

①自然水位のみ実施

②孔内水汲み上げを併用実施

③ステップ検層を実施 ※1

④実施業者にまかせる

⑤その他 複数回答あり

【回答数:44】

◆自由回答

【⑤の自由回答】

・箇所ごとに発注者と受注者の協議で手法を決 めている。

・JGS1317(トレーサーによる地下水流動層検 層方法)に準拠している。

・状況判断して発注者からの指示又は受 注業 者からの提案。

・事例がない。

・手法を定めていない。

0% 20% 40% 60% 80% 100%

①設置事例あり

②設置事例なし

③その他

【回答数:41】

◆自由回答

【①の自由回答】

・箇所で浅層、深層と観測深度を変えて複数の 水位観測孔設置事例あり。また、地すべり土塊 を抜けてその下位の岩盤で地下水が逸水し水 位が認められない場合、部分ス トレーナ+水位 計を設置した実績あり。

①義務付けている(成 果品の一部として)

②報告書に試錐日報 解析の記載があれ ば、試錐日報自体の 提出は必要ない

③特に定めはない

④その他

①設置事例あり

②設置事例なし

③その他

①標準仕様として必 ず実施

②必要に応じて実施

③特に定めはない

④その他

①自然水位のみ実施

②孔内水汲み上げを 併用実施

③ステップ検層を実施

※1

④実施業者にまかせる

⑤その他

(26)

【2.地下水把握手法に関するアンケート】

2.5. 2.4で 「事例あり」 の場合、どのような判断基準で設置を指示しますか。

2.6. 2.4で 「事例なし」 の場合の理由を教えて下さい。

・地下水位計の値等を代用する場合もあり、間隙水圧の測定器を入れるメリットが小さい。

・現状ではオールストレーナでの観測としている。

・著しい被圧地下水が存在しなかったため。

・間隙水圧計は、地下水位計と比べ高価であるため

・規模や特殊性から判断し、必要なしと判断した。

・すべり面に作用する水頭をオールストレーナでの水位で代表させている。

・地すべり土塊内水位=自由地下水位であるケースが多いため。

・パイプ歪計を併用としているケースが多いため。

・地すべり事業の対策工の早期施工を進めるため、水位専用孔を設置する時間的猶予がなかったため。

・すべり面深度が特定されない地すべりが多いため。

・発注仕様上求めていないため。

・平成14年度以降、地すべりが発生していないため。

・自記式水位計で観測した最高水位を解析に利用しているため。

・費用大であること、孔内水位で大概可能と考えている。

・すべり面に関係する調査の必要がなかったため。

・ボーリング孔内の地下水位をもって代えている。

・水位観測孔における水位を地下水位計で観測し、すべり面上の水位を用いて安定解析等を行なっているため。

・測定において、特段、必要と思われる場所が無かったから。

・自然水位の高さによる水位評価を行っているため。

・すべり面付近の間隙水圧を測定するためには、まずパイプ歪計や傾斜計等により、すべり面深度を把握する必要がある  が、その後再度、間隙水圧測定用のためにのみボーリング調査を実施することは財政難のため困難なため。

・地下水位を間隙水圧として代用しているため、計器設置時すべり面が想定であるため等の理由による。

・地下水位を観測するため。

・すべり面や地下水位を特定できない。

2.7.地下水位観測孔の構造を検討する際にどのような地下水把握手法を用いていますか。

【自由記入】

0% 20% 40% 60% 80% 100%

①マニュアル等の規定がある

②状況判断して発注者からの指示

③受注業者からの提案

④その他 複数回答あり

【回答数:12】

◆自由回答

【③の自由回答】

・マニュアルには手法が記載されているが、義 務化には至っていないため、受注業者か らの 提案にて判断している。

0% 10% 20% 30% 40% 50% 60%

①試錐作業日報

②地下水検層

③実施業者に任せる

◆自由回答

【④その他の自由回答】

・箇所毎に発注者と受注者の協議で手法を決 めている。

・近年地すべり災害がないため、わからない。

・基準は定めていない。

・過年度に設置済みなので実施したことなし。

・掘削中に孔内水位の状況をみて 検討する。

・現地踏査も行う。

①マニュアル等の規定が ある

②状況判断して発注者か らの指示

③受注業者からの提案

④その他

図 2.18 間隙水圧計等の事例ありの場合の判断基準

図 2.19 間隙水圧計等の事例なしの場合の理由(自由記入)

①試錐作業日報

②地下水検層

③実施業者に任せる

(27)

【3.地下水観測孔設置に関するアンケート】

3.1.地下水位観測孔と変位観測孔(パイプひずみ計や孔内傾斜計)を併設する際、標準的な発注仕様を教えてください。

3.2.右に示す地下水位観測孔の構造について用いられる頻度を教えてください。(①~③についてa~eからお答えください)

① すべり面を貫いてオールストレーナー

② すべり面以浅をオールストレーナー

③ 部分ストレーナー

0% 20% 40% 60% 80% 100%

a. ほぼ全て

b. 7~8割程度

c. 半分程度

d. 2~3割程度

e. ほとんどない 【回答数:31】

0% 20% 40% 60% 80% 100%

a. ほぼ全て

b. 7~8割程度

c. 半分程度

d. 2~3割程度

e. ほとんどない 【回答数:29】

0% 20% 40% 60% 80% 100%

a. ほぼ全て

b. 7~8割程度

c. 半分程度

d. 2~3割程度

e. ほとんどない

0% 20% 40% 60% 80% 100%

①それぞれ専用の観測孔として設置

②併用孔として1孔にまとめて設置

③その他 複数回答あり

【回答数:45】

◆自由回答

・基本的には①専用孔であるが状況に応じて② 併用孔とする。

・ほとんどの箇所が②併用孔であるが、①専 用 孔とする場合もある。

・破砕帯では②併用孔を採用する。

・パイプ歪計は②併用孔、孔内傾斜計は①専 用孔とする。

・ボーリング掘進時にすべり面付近で逸水した 場合は、協議し別孔を設置する場合がある。

【③その他 の回答】

・標準的な発注仕様は無い。現場条件に応じ兼 用孔とする場合がある。

・標準的な仕様等は特に定めていな い。

・標準的な発注仕様は定めておらず、実 績は① 57% ②43% である。

・協議により決定する。

◆自由回答

・特記仕様書では、帯水層あるいは保孔管全 区間にわたりストレーナーとして おり、実 際は全 区間ストレーナー加工している。

・地下水位面より深い部分をストレーナーとして いる。

【回答数:33】

①それぞれ専用の観測 孔として設置

②併用孔として1孔にま とめて設置

③その他

図 2.21 変位観測孔を併設する際の発注仕様

図 2.22 水位観測孔の構造の頻度

(28)

【3.地下水観測孔設置に関するアンケート】

3.3. 3.2に示したもの以外の構造があればお教えください。(できれば理由も)

・特になし。

・すべり面堀り止めでオールストレーナーとしている。

3.4.地下水位観測孔を設置する際のボーリング削孔径を教えてください。(①~②についてa~eからお答えください)

① 66mm

② 86mm

3.5. 3.4に示したもの以外であればその削孔径をお教えください(できれば理由も)

・特になし。

・積算基準上は上記の径としているが、近年地すべりが発生していないことから、特別な基準はない。

3.6.標準的な保孔管の種類を教えてください

【自由記入】

【自由記入】

0% 20% 40% 60% 80% 100%

① VP40塩ビ管

② VP50塩ビ管

③ その他 複数回答あり

【回答数:41】

0% 20% 40% 60% 80% 100%

a. ほぼ全て

b. 7~8割程度

c. 半分程度

d. 2~3割程度

e. ほとんどない

0% 20% 40% 60% 80% 100%

a. ほぼ全て

b. 7~8割程度

c. 半分程度

d. 2~3割程度

e. ほとんどない

【回答数:37】

◆自由回答

・一部の箇所では以下の使用実績がある。

①66mm( d ) ②86mm( b )

・孔内傾斜計を設置する際は86mm、パイプ歪 み計を設置する際は66mm。ただし、パイプ歪 み計は耐用年数が短くあまり適用していない。

・近年観測箇所が少なく回答できないが、一般 的には①66mmがほぼ全てである。

◆自由回答

・近年は①VP40塩ビ管が主流と思われる。

・基本は①VP40塩ビ管であるが、一部で② VP50塩ビ管を標準としている箇所 もある。

・一般的には②VP50塩ビ管であるが、箱根地 区の場合はHT40or50パイプ or フェノール積層 管(耐熱耐酸性を考慮) を使用する。

・地下水観測は以前はフロート式のため86mm 掘削、VP50塩ビ管であったが、最近は水位セ ンサに圧力変換器を使用しているため、66mm 掘削、VP40塩ビ管で対応している。

・共通仕様書においては径の指定はなく、VP塩 ビ管を使用する事として いる。

・標準仕様を定めておらず、実績は①VP40塩ビ 管:82%、②VP50塩ビ管:9%、③その他:9%

(アルミケーシングパイプφ47)である。

【回答数:32】

図 2.25 質問 3.4 以外の削孔径 図 2.23 質問 3.2 以外の構造

図 2.24 地下水位観測孔設置時のボーリングの削孔径

數據

図 2.17  間隙水圧計(部分ストレーナ孔)の設置事例 図 2.14  試錐日報提出の義務 図 2.15  帯水層調査の実施 図 2.16  地下水検層実施の手法 【2.地下水把握手法に関するアンケート】2.1.試錐日報の提出を義務付けていますか? 2.2.地すべり地において地下水位観測孔を設置する際、地下水検層などの帯水層調査を実施していますか?2.3.「2.2」で地下水検層を行う場合の手法について教えてください。※1:ステップ検層:ボーリング掘削の1工程(1~2m程度)毎に実施する地下水検層 2.4.
図 2.28  間詰め材の指定 3.8.透水区間の間詰材について指定のものがあれば教えてください。0%20%40%60%80% 100%①洗い砂②珪砂③豆砂利④指定なし⑤その他複数回答あり【回答数:40】 ◆自由回答 ・指定していないが、①洗い砂又は③豆砂利が多いと思われる。・良質な砂とし、監督員が指示する。・特に指定していないが、洗い砂が大半である。・基本的には粒度の均一な珪砂や豆砂利を用いている。・指定はしていないが、③豆砂利が多い(もしくは②珪砂)・特に指定はないが①洗い砂、③豆砂利で実施することが多
図 3.1  連続ステップ孔内試験における1ステップの実施例  部分ストレーナ孔の構造検討を目的とする場合の連続ステップ孔内試験の調査項目としては、試錐 日報解析と地下水検層が最低限必要と考えられる。一方、地下水排除工の配置計画等の検討資料とす るためにボーリング孔の全区間における水理地質の把握を目的とする場合などは、試錐日報解析と地 下水検層だけでなく、簡易間隙水圧計測(湧水圧試験)やボアホールカメラ等の調査手法も同時に行 ってデータを取得するのが望ましいと考えられる。  3.2.2  試錐日報解析  一
表 3.2  試錐日報解析(汲み上げ)を用いた水理地質区分の判定  水位の変化の特徴 試錐日報 解析判定 水   理  地  質  区  分  全漏水  汲み上げ後 の水位上昇 翌日水位の 低下量  有り  -  - 全漏水  漏  水  層 裸孔区間に透水性が著しく高い漏水層が存在 する 無し  有り  - 流  入  帯  水  層 裸孔区間に帯水層が存在する  無し  大 逸  水  漏  水  層 裸孔区間に透水性が比較的高い漏水層が存在し、帯水層は存在しない 小 変化なし 非透水層 裸孔区間全体が
+7

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