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(図1)
4.4 今後の課題
本稿は、従来、十分に考察されてこなかった「任意のね」を対象とする研究 であった。そこで得た結論から、「必須のね」との関連についても一定の言及 を行ったが、「必須のね」の具体的な用例の分析は、今後の課題として残され ている。それを行った上で、ネの全体像をさらに明確にしたいと考えている。
また、本稿は、間投助詞のネについて触れてこなかった。間投助詞のネは一 般に「強調」という概念で説明されている。その点で、本稿が分析した「任意 のね」の意味合いと概ね似ているとも言える。さらに、間投助詞と終助詞はま ったく無縁のものなのではなく、両者は本質的に繋がっている可能性もある。
そこで、本稿の指摘した「任意のね」の性格と、間投助詞ネの性格に、どのよ うな関連、もしくは差異があるのかも、今後考えてみたいと思う。
終助詞ネ
「陳述と質問の間に存在する中間 的な性質」を持つ
「任意のね」
判断の受容に関して、「私の陳述 は以上だが、大丈夫ですか」
話し手が伝達する情報をハイラ イトし、聞き手による情報の受容 を促す
話し手は自分が判断した情報に 対し、聞き手の判断も求める
「必須のね」
判断の当否に関して、「私はこう 思うが、どうですか」
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